よなよなシネマ

映画好きの夫婦が週末に観た映画について語り合うゆるふわポッドキャスト番組

2019-01-01から1年間の記事一覧

vol.096 よなよなシネマ大賞2019

収録後コメント 夫:スターウォーズをランキングに入れられなくて残念でした 妻:2020年もよろしくおねがいします

vol.095『マリッジ・ストーリー』LAのよさはスペース

『マリッジ・ストーリー』予告編 - Netflix 『マリッジ・ストーリー』解説 「イカとクジラ」「フランシス・ハ」のノア・バームバック監督がスカーレット・ヨハンソンとアダム・ドライバーを主演に迎え、ある夫婦の離婚を描いたヒューマンドラマ。NETFLIXオリ…

vol.094『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』今年のボージョレーヌーボーも過去最高の出来

「スター・ウォーズ」の新3部作の3作目。1977年に『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』から42年、スカイウォーカー家の物語がついに完結します。監督は『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』のJ.J.エイブラムス。脚本は、『スター・ウォーズ エピ…

vol.093『スパイダーマン ファー・フロム・ホーム』指パッチンで学校は大変だ

『スパイダーマン ファー・フロム・ホーム』あらすじ トム・ホランド主演でリブートした新シリーズ「スパイダーマン ホームカミング」の続編。「アベンジャーズ エンドゲーム」後の世界を舞台に、スパイダーマンことピーター・パーカーの新たな戦いと成長を…

vol.092『アイリッシュマン』お正月にじっくりご覧ください

『アイリッシュマン』あらすじ 裏社会のボスに長年仕えてきた殺し屋フランクが、秘密と暴力にまみれた自らの半生を振り返る。マーティン・スコセッシ監督が贈る、ギャング映画の新たな傑作。 収録後コメント 夫:もう一回観直します 妻:やっぱりミッション…

vol.091『ダンスウィズミー』退職は計画的に

『ダンスウィズミー』あらすじ スウィングガールズ」「ハッピーフライト」の矢口史靖が監督・脚本を手がけたミュージカルコメディ。一流商社で働く静香は、催眠術にかかり音楽が聞こえると歌って踊らずにいられない体になってしまう。ところかまわず歌い踊る…

vol.090『ビリーブ 未来への大逆転』うちも朝食は夫が作っています

あらすじ・解説 のちにアメリカ合衆国最高裁判事となったルース・ベイダー・ギンズバーグが挑んだ男女平等裁判を実話に基づき映画化。 なぜ、彼女は法の専門家たちに〈100%負ける〉と断言された上訴に踏み切ったのか?そして、どうやって〈大逆転〉を成し遂…

vol.089『たちあがる女』アイスランド行ってみたい

『たちあがる女』あらすじ 『馬々と人間たち』で鮮烈なデビューを飾ったベネディクト・エルリングソン監督の最新作。力ンヌ国際映画祭・批評家週間の優秀な脚本に贈られる劇作家作曲家協会賞受賞を受賞。2019年アカデミー賞®ではアイスランド代表作品に選出…

vol.088『ジョーカー』バットマンのモノマネ聞いてください(ただしバットマンは登場しません)

あらすじ 「バットマン」の悪役ジョーカーの誕生秘話を、ホアキン・フェニックス主演で映画化。孤独な男が、なぜ悪のカリスマへと変貌したのかを描く衝撃作です。 第79回ベネチア国際映画祭では最高賞の金獅子賞を受賞。公開以降大きな話題を呼び、全世界で…

vol.087『アメリカン・アニマルズ』実物の本、見てみたい

あらすじ 2004年、4人の大学生が1200万ドルのビンデージ本を狙った強盗事件を映画化。くだらない日常に風穴を開けたい、特別な人間になりたいと焦がれるウォーレンとスペンサーは、大学図書館に貯蔵される貴重な本を盗み出す計画を思いつく。二人はFBIを目指…

vol.086『THE GUILTY/ギルティ』はやとちりはいかんよ

『ギルティ』あらすじ サンダンス映画祭で観客賞を受賞し、アメリカの批評サイトロッテントマトで100%フレッシュを獲得した新感覚スリラー。第91回アカデミー賞でデンマーク代表として選出されている。監督は本作が長編デビューとなる新鋭グスタフ・モーラー…

vol.085『ブラック・クランズマン』たしかにこの監督、グリーンブック嫌いそう

黒人刑事がKKKに潜入捜査!?という嘘のような本当の話。 収録後コメント 夫:私が口ずさんでいたのはこの曲です youtu.be 妻:スパイク・リー復活おめでとう

vol.084『グリーンブック』夫、突然ウイスキーを語り出す

なかなか良い映画です 『グリーンブック』あらすじ 人種差別が色濃く残る60年代のアメリカを舞台に、黒人ピアニストととイタリア系白人運転手の心の交流を描いたドラマ。本年度アカデミー賞では作品賞、助演男優賞、脚本賞を受賞しました。 1962年、ニューヨ…

vol.083『人生はシネマティック!』ついでに『ワン・デイ』のネタバレもしています

『人生はシネマティック!』あらすじ・解説 戦時中のイギリスを舞台に、映画製作に情熱を傾ける人々を愛とユーモアあふれる視点で描いたヒューマンドラマ。新人脚本家カトリンを『ボヴァリー夫人とパン屋』のジェマ・アータートン、脚本チームのリーダーを『…

vol.082『シャザム!』これではおもちゃが売れません

『シャザム!』感想ポッドキャストを聞く 『シャザム!』あらすじ 見た目は大人でも、中身は子どもという異色ヒーローの活躍を描くアクション映画。14歳の悪ガキ、ビリーは里親のもとを転々とし、幼い頃にはぐれた母親を探していました。新しい里親に預けら…

vol.081『マイ・ブックショップ』本もっと読もう

『マイ・ブックショップ』あらすじ 『死ぬまでにしたい10のこと』のイザベル・コイシェ監督が、英ブッカー賞受賞作家ペネロピ・フィッツジェラルドの原作小説を映画化。 1959年のイギリス、海辺の小さな町。戦争未亡人のフローレンスは、それまで一軒も書店…

vol.080『バーニング 劇場版』猫のトイレは風通しの良い場所で

なぜ猫のトイレをベッドの下に置くのか、ということについて猫飼いからは批判があがること必至です。 『バーニング 劇場版』あらすじ 韓国を代表する名匠イ・チャンドンの8年ぶりの監督作は、村上春樹の短編小説「納屋を焼く」を大胆に脚色したミステリー。…

vol.079『天才作家の妻 40年目の真実』続きはWEBで

『天才作家の妻 40年目の真実』あらすじ 人生の終わりに近づいた夫婦の心の機微を残酷にあぶりだした心理サスペンス。世界的な作家ジョゼフ・キャッスルマンと、彼を慎ましく支えてきた完璧な妻ジョーン。長年連れ添ってきた二人の関係は、ノーベル賞受賞…

vol.078『ビール・ストリートの恋人たち』なにはともあれ安産でよかった

ポッドキャストを聴く 『ビール・ストリートの恋人たち』あらすじ 前作『ムーンライト』でアカデミー賞®作品賞に輝いたバリー・ジェンキンス監督の最新作は、黒人作家ジェイムズ・ボールドウィンの小説を原作とした若きカップルの愛の物語。1970年代のニュー…

vol.077『ジャック・ドゥミの少年期』ピクニック・シネマで観てきました

『ジャック・ドゥミの少年期』あらすじ 『シェルブールの雨傘』で知られるジャック・ドゥミの少年時代を、妻アニエス・ヴァルダが映画化。ナントの自動車整備工場の息子“ジャコ”は映画が大好きな少年だった。9mmカメラを手に入れたジャコは、映画作りに熱中…

vol.076『スパイダーマン:スパイダーバース』エアジョーダン1で跳べ

『スパイダーマン:スパイダーバース』感想を語る 『スパイダーマン:スパイダーバース』あらすじ NYに暮らす13歳のマイルス・モラレスは頭脳明晰で名門私立校に通う中学生。彼はスパイダーマンだが、その力をうまくコントロールできずにいた。ある日、闇社…

vol.075『トイ・ストーリー4』腹話術人形こわい

今週は劇場公開中のトイ・ストーリー4について語ります。 『トイ・ストーリー4』感想 『トイ・ストーリー4』あらすじ おもちゃたちの世界を舞台にしたピクサー・アニメーションの『トイ・ストーリー』シリーズ最新作。ウッディの新しい持ち主ボニーはプラス…

vol.074『シンプル・フェイバー』ママ友づきあいは怖いよ

『シンプル・フェイバー』あらすじ ニューヨーク郊外に住むシングルマザーのステファニーは、息子を同じ学校に通わせているファッション業界で働くエミリーと親しくなります。しかしある日、エミリーはステファニーに息子を預けたまま失踪。ステファニーは彼…

vol.073『ダンボ』ダンボとは象のシザーハンズである

『ダンボ』あらすじ 1941年に公開された不朽の名作アニメーション『ダンボ』をティム・バートンが映画化。大きすぎる耳を持つ子象のダンボは、引き離された母を救うため、サーカス団の家族の力を借りて飛ぶことに挑戦するのだが…。 収録後コメント 夫:ジャ…

vol.072『ファースト・マン』家に帰るまでが遠足

ポッドキャストを聞く 『ファースト・マン』あらすじ・解説 『ラ・ラ・ランド』のデイミアン・チャゼル監督、ライアン・ゴズリング主演。初の月面着陸をなしとげた宇宙飛行士、ニール・アームストロングの伝記映画。人類初の偉業にフォーカスするのではなく…

vol.071『顔たち、ところどころ』ゴダールはめんどくさい人らしい

『顔たち、ところどころ』解説 映画監督アニエス・ヴァルダと写真家でアーティストのJR。年の差54歳の二人が、フランスの田舎町を旅しながら人々とふれあい、でこぼこで優しい友情を育んでいく様を映したドキュメンタリー。 第70回カンヌ国際映画祭にて最…

vol.070『運び屋』地球は説教で回ってる

ポッドキャストを聞く The Muleというのはラバ、俗語で運び屋という意味だそうです。「(ラバのように)頑固者」という意味もあるのだとか。 『運び屋』あらすじ 巨匠クリント・イーストウッドが『グラン・トリノ』以来10年ぶりに監督・主演を務めたクライム…

vol.069『ある女流作家の罪と罰』猫を飼ったらトイレトレーニング

『ある女流作家の罪と罰』感想ポッドキャスト 『ある女流作家の罪と罰』あらすじ かつてベストセラー作家だったリー・イスラエルは今や人生のどん底。仕事をクビになり、家賃は滞納、愛する飼い猫の病院代も払えず、酒に溺れる毎日を送っていました。生活に…

vol.068『ゴッズ・オウン・カントリー』パブで飲むビールはうまそう

ポッドキャストを聞く 『ゴッズ・オウン・カントリー』あらすじ イギリスのヨークシャー地方。ジョニーは祖母と病気の父に代わり、寂れた牧場を一人で切り盛りしています。過酷で孤独な牧場労働の日々を、酒と行きずりのセックスで紛らわせていました。繁忙…

vol.067『おかえり、ブルゴーニュへ』ワインを買い込んでから観よう

ワイン美味しそうだな 『おかえり、ブルゴーニュへ』感想ポッドキャストを聞く 『おかえり、ブルゴーニュへ』あらすじ 『スパニッシュ・アパートメント』のセドリック・クラピッシュ監督、4年ぶりの新作は、フランス・ブルゴーニュを舞台にした家族のドラマ。…