vol.071『顔たち、ところどころ』ゴダールはめんどくさい人らしい
『顔たち、ところどころ』解説
映画監督アニエス・ヴァルダと写真家でアーティストのJR。年の差54歳の二人が、フランスの田舎町を旅しながら人々とふれあい、でこぼこで優しい友情を育んでいく様を映したドキュメンタリー。
第70回カンヌ国際映画祭にて最優秀ドキュメンタリー賞ルイユ・ドール(金の眼賞)、同年のトロント国際映画祭では最高賞にあたるピープルズ・チョイス・アワード(観客賞)のドキュメンタリー部門を受賞。また、第90回米国アカデミー賞、 第43回セザール賞 にもノミネートされるなど、世界の映画祭を席巻しました。ロッテントマトでは100%という驚異の満足度を記録しています。
収録後コメント
夫:アニエスがいなくなって本当に寂しいです
妻:食わず嫌いでしたがこれから見直したいと思いました
備考
ポッドキャスト内で言い忘れましたが、今年のカンヌ国際映画祭のポスターは26歳当時のアニエス・ヴァルダの写真です。スタッフの背中に乗ってカメラを回しているのですが、彼女の大胆さ、茶目っ気がよくわかる素晴らしいポスターです。