vol.166「パワー・オブ・ザ・ドッグ」犬の力ってなんだろう?
あらすじ・解説
1920年代のモンタナ。威圧的だがカリスマ性に満ちた牧場主のフィルは、弟の新妻とその息子である青年に対して敵意をむき出しにしてゆく。監督は「ピアノ・レッスン」でカンヌ国際映画祭パルムドールを受賞したジェーン・カンピオン。ベネディクト・カンバーバッチ、キルステン・ダンスト、ジェシー・プレモンスが出演し、第78回ベネチア国際映画祭コンペティション部門で銀獅子賞(最優秀監督賞)を受賞しています。
収録後コメント
夫:来年は映画館に行きたい
妻:「犬の力」について調べたところ聖書の詩篇「私の魂を剣から、私の命を犬の力から救い出して下さい」から取られているそうです。
vol.165「ファーザー」脳トレをしよう
ファーザーあらすじ
名優アンソニー・ホプキンスが認知症の父親を演じ、『羊たちの沈黙』に続く2度目のアカデミー賞主演男優賞賞を受賞した人間ドラマ。記憶が薄れていく主人公の視点を通じて、老いによる喪失と親子の揺れる絆を描いています。共演は「女王陛下のお気に入り」のオリビア・コールマン、監督は元となった戯曲を手がけたフロリアン・ゼレール。アカデミー賞では作品賞、主演男優賞、助演女優賞など計6部門にノミネートし、ホプキンスの主演男優賞のほか、脚色賞を受賞しています。
収録後コメント
夫:ピアノの練習に精を出します
妻:自分の記憶力が本当になくなってきて最近怖いです
vol.164「クルエラ」ミートボールスパゲッティは出てきません
クルエラ あらすじ
ディズニーアニメ「101匹わんちゃん」実写版「101」に登場する悪役クルエラの誕生秘話をエマ・ストーン主演で実写映画化。パンクムーブメントが吹き荒れる70年代のロンドン。親を亡くした少女エステラは、反骨精神と独創的な才能を活かし、ファッション・デザイナーになることを決意する。ある日、エステラは伝説的なカリスマ・デザイナーのバロネスと出会い、ファッショナブルで破壊的かつ復讐心に満ちた“クルエラ”の姿へ染まっていく──。なぜ少女は悪名高き“ヴィラン”<悪役>に変貌したのか?
収録後コメント
夫:わんわん物語のミートボールスパゲッティとカリオストロのスパゲッティは似てますよね
妻:ミートボールスパゲッティって憧れますよね
vol.163「なぜ君は総理大臣になれないのか」家賃4万7千円の衝撃
なぜ君は総理大臣になれないのか 解説
衆議院議員・小川淳也を17年間にわたり追ったドキュメンタリー。地盤・看板・カバンなしの衆議院議員、小川淳也は惜敗しては敗者復活の比例当選を繰り返してきた。誠実で気高い政治思想があっても党利党益に貢献しないと出世できず、選挙区当選でなければ発言権も弱い。おまけに権力への欲望が足りず、家族も「政治家には向いていないのでは」と本音を漏らす。
監督は「情熱大陸」「ザ・ノンフィクション」など数多くのドキュメンタリーを手がけてきた大島新。1万人動員できれば大成功と言われるドキュメンタリー映画で、異例の3万5000人を記録。キネマ旬報文化映画1位に選ばれた話題作です。
収録後コメント
夫:僕が出馬したらタスキかけてくれますか
妻:はい
vol.162「サウンド・オブ・メタル ~聞こえるということ~」自己受容がんばろう
サウンド・オブ・メタル ~聞こえるということ~
リズ・アーメッド主演で聴覚を失ったドラマーが苦悩しながら人生と向き合う姿を描いたヒューマンドラマ。ドラマーのルーベンは、恋人のルーとバンドを組み、アメリカ各地のライブハウスを回るツアー生活を送っていました。そんなある日ルーベンはひどい耳鳴りに襲われ、急速に聴力を失っていきます。“音楽も人生も失ってしまう”―不安や絶望に押しつぶされそうになるルーベンは、ルーの勧めで聴覚障がい者の支援コミュニティーに参加することに。徐々に新たな環境に適応する一方で、元の生活に戻ることを諦めきれないルーベンは葛藤します。
監督・脚本は「プレイス・ビヨンド・ザ・パインズ 宿命」の脚本家ダリウス・マーダー。第93回アカデミー賞では作品賞、主演男優賞、助演男優賞など6部門にノミネートし、編集賞と音響賞の2部門を受賞しています。
収録後コメント
夫:たまに運転を代わってほしいときがあります
妻:早く自動運転にならんかな